みなさん、歯髄バンクという言葉をご存知ですか。

今現在、医療業界で注目を浴びておりテレビでも取り上げられるようになっています。

しかし、まだまだ浸透しきっていない言葉なので知らない方が多いのが現状です。

歯髄バンクの説明の前に歯の構造を説明します。

歯髄とは?

歯の中心に歯髄腔という部屋があり、その中は歯髄で満たされています。

この歯髄の中に神経があり、虫歯などができた場合は痛みで教えてくれる重要な役割をしています。

さらに、歯髄の中には新しい細胞を生み出すために必要な間葉系幹細胞という細胞が含まれており、現在の医療業界ですごく注目が集められています。歯の中の歯髄から取れる間葉系幹細胞は歯髄細胞と呼ばれ、歯髄細胞は固い歯に守られていますので、外部から刺激を受けておらずとても健康なので短期間で量を増やすことができます。ただし、虫歯が進行した歯の歯髄細胞は使えない場合があります。

この歯髄細胞(間葉系幹細胞)が体のけがや病気などを治すための再生治療に使われるのです。

歯髄バンクとは?

歯髄バンクとは抜けた歯の歯髄の中から間葉系幹細胞を取り出し、再生医療に使えるよう培養し、整った環境で長期間保存します。そうすることにより将来、自分や家族など大きなけがや病気になった時の治療に使えます。

どんなけがや病気を治せるの?

骨や神経に血管、心筋などの再生治療に効果があります。

・顎や歯など、骨粗しょう症や骨折などの骨組織

・関節の痛みやスポーツによる外傷などの軟骨細胞

・血管閉塞や血管障害などの血管細胞

・脳梗塞や脊髄損傷などの神経細胞

・肝機能障害や肝硬変などの肝細胞

・臓器など全ての体の組織を作れるips細胞

現代社会では上記の病気になれば生活に支障をきたしますが、今後は抜けた歯を歯髄バンクに預けることにより、大きなけがや病気になっても治療して治すことができるようになります。

10年保管で約30万円します。

これを高いか安いかと思うのはそれぞれだと思いますが、将来の為に保険に入る感覚ではないでしょうか。

私的にはやっぱりお金に余裕がないと手が出せないかなと思います。

まとめ

今現在では、歯髄バンクに抜けた歯を預けようという方は、ほとんどいないと思います。

ですが、10年から20年もしくはもっと先の話かもしれませんが、抜けた歯を歯髄バンクへ預けるのが当たり前になる時代は来ると思います。

抜けてしまった歯にこのような効果があるなんてほんと不思議ですね。

どんどん医療が発展していってこれからもっともっと治せる病気が増えるといいですね(´ω`*)

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。