歯科医師・歯科衛生士・歯科助士という仕事はよく聞かれると思いますが、歯科技工士ってどんなお仕事だろう?って思いますよね。歯医者さんに行ったら歯科医師・歯科衛生士・歯科助士に会うことはできますが、歯科技工士に会うことはなかなかありません。では、歯科技工士とはどこで何をしているのでしょうか。現役歯科技工士のかなえがお教えします!

ではでは~あなたを歯科技工士の世界へ~

歯科技工士とは

歯科技工士とは患者さんの銀歯や差し歯、入れ歯などを製作する方をいいます。
(銀歯や差し歯、入れ歯以外にもたくさんの種類のものがあります)
主に働く場所は歯科技工士が集まる歯科技工所(通称:ラボ)というところで働きます。
多くの人は歯科技工所で働きますが、歯科医院の中で働く人や、大学病院の中、他にも歯科技工士の専門学校の先生として働く人もいます。

私の専門学校の同期ですごく優秀な人がいまして、その人は卒業後、そのまま専門学校の先生になりました。その人は持ち前のセンスがずば抜けてましたね~。

歯科技工所で働く場合、当然仕事は歯医者さんからもらうのですが、皆さんも経験があると思いますが歯医者さんで歯の型どりをした後、歯の型に石こうを流して模型が作られます。そして、患者さんの情報や、どこの歯にどのような物を作るか書いた指示書という紙とセットで預かり、入れ歯や銀歯を作って行きます。

完成したら歯医者さんに納めて、先生が患者さんの口に入れて終わりです。

作ったものがしっかり患者さんの口に入ることで、楽しい食事を取り戻した人が増えて、社会的貢献度が大きい仕事ですね(^^♪

歯医者さんの先生や衛生士さんだけでは患者さんを救うことはできません。
私たち歯科技工士もいて、協力し合うことで多くの患者さんを救うことができる仕事なので、歯科技工士は本当に欠かせない存在になります!!

どうやって歯科技工士になるの?

歯科技工士は国家資格なので、歯科技工士専門学校に通い2年間勉強し、歯科技工士国家試験に受けて合格しなければなりません。

国家試験難しそう~(;゚Д゚)

って思うかもしれませんが、2年間の勉強期間で十分合格することができますよ!

専門学校はどこにあるの?

歯科技工士の専門学校は全国に52校あります。

北海道、青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、岐阜、愛知、滋賀、京都、大阪、鳥取、島根、岡山、広島、山口、香川、愛媛、徳島、福岡、佐賀、熊本、長崎、大分、宮崎、鹿児島

ほぼ全国ですね!!あなたはどこの学校に入学しますか~?

私の後輩になりますかね(笑)

専門学校にはどうすれば入れるの?

入学するためには入学試験があります。
試験は主に石こうブロックを削って彫刻する試験です。

『彫刻難しそう』と思うかもしれませんが、どんなできだろうと大丈夫です。

歯科技工士の専門学校は定員割れが多いので、余程、変なことをしないかぎりは受かると思われます。

緊張しないでリラックス!リラックス!

どんな授業があるの?

入学してからは頑張らなければいけません。1番多く練習するのは彫刻です。

  • 歯の形を覚えるために石こうブロックに彫刻していきます。国家試験でも彫刻の試験があります。
  • 模型上でワックスアップという作業で、足したり削ったりできる材料(ワックス)で歯の形を作ったりします。
  • 金属を溶かして銀歯を作ります。レクリエーションで指輪を作ったりします。
  • 人工の歯を綺麗に並べる練習をします。

基本は歯の構造や役割・口の中の仕組みなどを勉強し、実際に作ってみたりします。

国家試験は難しい?

国家試験はすごく緊張します。

実技試験と筆記試験があるのですが。2年間真面目に学校に通えば受かります。

ただし、1つだけ注意していただきたいのが筆記試験です。

筆記試験で1教科でも3割未満の点数を取ってしまうと不合格になります。

他の教科でいくら満点を取ろうが落ちます。

問題数が少なく1つ1つの配点が高い教科などがありますので、筆記試験は十分に注意したいところです。

年収は

年収の方は300万未満の方もいれば400万から500万の方もいます。

それ以上の方もいますが全ては自分の努力次第です。見た目や機能性の良い物を作らなくてはいけなので、技術やセンスがあると年収も変わってきます。

そして、働く環境も大切です。いい環境の職場もありますしブラックな職場もあります。ブラックな職場を選んでしまうと、給料も少なく潰されてしまうので注意が必要です。ブラックとまではいかず厳しい環境の職場もありますが、そういった職場では鍛えられると思います。

まとめ

歯科技工士という資格を取るのは学校に通えば簡単です。しかし、就職してからはもっともっと頑張らなくてはなりません。頑張れば頑張るほど給料とも比例してくると思います。その為にはちゃんとした職場を選ぶ必要がありますけどね。少子高齢化社会なので一生なくならない仕事だと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

歯科技工士ブラック?についての記事はこちら

 

歯科技工士の現状についてはこちら