皆さん!!『シーラント』という言葉ご存知ですか?
子供の歯をシーラント治療することで虫歯になるリスクを減らせるんですよ(;゚Д゚)
私の時代はそんな治療法なかった(´-ω-`)
では、シーラント治療とはどのような治療か見ていきましょう。
シーラントとは
シーラントとは奥歯の溝にプラスチックを詰めて塞ぐことで、溝に虫歯菌が入らないようにする治療のことを言います。奥歯の溝は虫歯菌は入り込みやすく、歯ブラシも届きづらいのであらかじめ塞いで虫歯になるリスクを減らすのが目的です。
虫歯がある場合はできない
虫歯がある方にはシーラントを行うことができません。虫歯がある上から溝を塞ぐと、虫歯菌はどんどん歯の内部で繁殖し大変なことになります。虫歯がある場合は虫歯治療をした後にシーラント治療を行えます。
乳歯をシーラントすることで永久歯も予防
『乳歯はいずれ抜けてしまうから少し虫歯になったけど大丈夫だ!!』と思ってはダメです。
乳歯を虫歯から守ることは永久歯を健康な状態で生やすために必要な事で、乳歯の虫歯を放置すると永久歯も虫歯になって生えてくる可能性もあります。永久歯が虫歯になってしまえば、削って治療するしかないので、乳歯の段階で守ってあげましょう。
注意点
『シーラント治療したから虫歯にならない~もう安心~!!』
っと、思ったら大間違いです。
基本、シーラントは奥歯の溝に施されますので、その場所は虫歯になりにくいと思います。
しかーし!!他にも虫歯になりやすい場所は沢山あります。
歯と歯の間に歯と歯茎の境目、歯の裏側など。これらの場所に歯ブラシが届きにくいので、歯垢が溜まってしまいます。シーラントを施した部分以外のケアを怠らないようにしましょう。
その他にも、シーラントが欠けて穴が開いたりしてしまうこともあり、目に見えないような穴ですと虫歯菌が侵入してしまい、中で繁殖し虫歯になることもあります。子供や親では気づきにくいところなので、シーラント治療をした後も定期的に歯医者さんに行き口の中の環境を見てもらいましょう。
シーラントを受ける時期
シーラントは基本、奥歯にする治療ですが、前歯の裏側にも効果が得られます。
赤ちゃんの歯は生後6ヶ月頃から生えてき2歳6ヶ月頃に乳歯が生えそろいます。
生え揃ったので直ぐにシーラントしたいところですが、乳歯のシーラントは4才から5才頃がいいでしょう。そして、6才頃に1本奥歯が生えてきますので、シーラントしておくといいでしょう。
そして、7才から8才頃に生え変わった前歯、9才から12才頃に生え変わった(生えてきた)奥歯にシーラントしましょう。
シーラントの値段は
1本 約500円!!
保険適用でお安く治療できます。
まとめ
シーラントは子供の歯を守るための大切な予防です。
乳歯のみならず生え変わった永久歯も守ることができます。
外れたり欠けたりすることもありずっと使い続けることはできませんが、虫歯になって高い治療をするより断然安くすみます。
シーラント治療をし歯の表面にフッ素を塗ってもらえばさらに歯は保護されて、そして、定期的に歯医者さんで検診してもらえば、もっと虫歯になるリスクを減らせます。
子供の歯を守るのはお父さんお母さんの役目です。いくつになってもおいしく食事ができるよう守手上げましょう。
虫歯にならなければ虫歯治療しなくてすんで、お金節約にもなりますしね( *´艸`)
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。