入れ歯を作って楽しい食事はできていますか?楽しい食事を続けるためにも、入れ歯のお手入れをしっかりしていきたいものです。では、どのように入れ歯のお手入れをすればいいのでしょうか?
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入れ歯の洗い方
1.すすぎ洗いしよう
まずはお水かぬるま湯で表面についた汚れや食べかす、ぬめりを洗い流してあげましょう。
2.歯ブラシで磨こう
歯ブラシを使ってすすぎ洗いで落ちなかった汚れを落としてあげましょう。ただし、歯磨き粉は使わないようにしてください。歯磨き粉には研磨剤が入っていますので、入れ歯の表面を傷がつきます。目には見えませんがその傷の中に細菌が入り悪臭のもとになります。
3.もう1度すすぎ洗いしよう
最後に歯ブラシでとれた汚れを水で洗い流してあげて終わりです。
週に1回ほど入れ歯洗浄剤に浸けて洗浄するのもいいと思います。入れ歯洗浄剤を使った後もしっかりと水で洗ってから、口の中に入れてくださいね。
どうしても汚れが取れない方は無理に取らず、歯医者さんで綺麗にしてもらいましょう。
このような洗い方はしないで!!
・熱湯で洗う
熱湯に入れて煮沸消毒したくなる気持ちはわかりますが、熱湯の中に入れることで入れ歯の形が変わり、使えなくなってしまうので注意してください。そして、入れ歯の色も変わってしまうこともありますので気を付けてください。
・歯磨き粉を使ってゴシゴシ洗う
前述しましたが歯磨き粉には研磨剤が入ってますので使用は控えた方がいいです。歯ブラシを使う際にも力を入れすぎず、優しく洗ってあげましょう。
お手入れしないとどうなる?
入れ歯をしっかりと洗ってお手入れをしてあげないと、口の中の環境も悪くなります。
・口臭がくさくなる
お手入れをしてあげないと臭いの原因の細菌が増え口臭がきつくなります。使い続けると使っている本人は口臭のきつさに気づかないですが、お話ししている相手は気づいてしまうので注意が必要です。
・虫歯や歯周病になりやすくなる
虫歯菌や歯周病菌が増えて虫歯や歯周病になりやすくなります。歯周病になりますと残っている歯も抜け落ちる可能性が高くなります。
・口内炎ができやすくなる
お手入れをしないと口内炎ができやすく、食事もとりづらくなるので注意しましょう。
・入れ歯についた汚れが取れなくなる
入れ歯が変色したり歯石が固まって取れなくなり見た目が汚くなります。
まとめ
入れ歯の洗い方はおわかりいただけたでしょうか。毎日丁寧にお手入れすることで、長い間気持ちよく使い続けることができますので、毎日欠かさずお手入れしてあげましょう。もちろん入れ歯のお手入れだけではなく、お口の中や残っている歯もしっかりケアしてあげましょう。せっかく入れ歯は綺麗にしたのにお口の中のケアを手抜きしますと、すぐに入れ歯も汚れてしまいますからね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。